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絵師集団ciliegioによるオリジナル作品オフィシャルブログです。男同士の恋愛が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

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28.【蒼白の月に啼く獣3-3】

 屋敷までの通り道に別棟の建物がある。
 ここは元々はトレーニングルームだった。英の弟夫婦が屋敷にいた頃に立てたらしいのだが、様々なトレーニング用のマシンが置かれ、トレーニング後に湯に浸かれるようにジャグジーバスまで完備されていた。


 狂司郎の気の荒さや不安定さを少しでも和らげられないかと考えた西門は、自分が小さな頃から続けていた空手を、庭の芝生の上で遊びの延長として狂司郎に教えていたことがあった。
 狂司郎も嫌がらず、むしろ楽しんでいるようだったので、機会をみつけては教えていたのだ。

 それを英が見たのか、それとも、見かけた使用人の誰かが英に言ったのかはわからないのだが、ある日突然トレーニングルームで工事が始まり、道場のようなものに改装されていたのだった。


 改装が済んだ建物に案内され、内部を見て驚く西門に
「どうせならしっかりと稽古をつけてやってくれ。空手だけではなく、君は剣道もやっていただろう?それも一緒に。」
と言う英が指し示す先には、剣道の道具一式も揃えてあったのだ。

 狂司郎が続けるかどうかもわからない状態で、この様な改装に不安がる西門に
「弟たちが出て行ってから誰も使っていなかったのだから全く問題ない。」
と、こともなげに英は笑った。


(桁外れの金持ちの考えることは、全く理解不能だ。)
ただただ西門は唖然とするしかなかった。

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