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絵師集団ciliegioによるオリジナル作品オフィシャルブログです。男同士の恋愛が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

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26.【蒼白の月に啼く獣3-1】

第3章

 

 微かな歌声が聞こえてきた。柔らかく優しい旋律だ。


 雲隠れしてしまった狂司郎を探すため、西門は英邸の庭をウロウロと歩き回っていた。西門が英家で過ごす二度目の夏休みのある日のことである。


 強い日差しが照りつけ、じっとしていても汗が出てくるような暑さの中、午前中からずっと狂司郎の姿が見えず、昼時を過ぎても自室に戻ってこないので探しに出たのだ。
 外に出てしまったのかもしれないのだが、とりあえず敷地内を探してみようとミネラルウォーターのペットボトルとタオルを手に屋敷から出てきた。


 屋敷の南側に広がる芝生の庭から続く、アーチ型に植物を絡ませたトンネルの中の小路を抜けると、裏門と、別棟の建物に続く道に分かれる。裏門の施錠は確認したが、あの抜け道が今も有効なら、狂司郎が外に出ていないとは言い切れないものの、とりあえず残る部分を探そうと歩いていたのだ。



(まるで捜索だよな。広すぎる庭も考えものだ。)
心の中で呟いた西門は、額に流れる汗を手の甲でぬぐう。

 庭の中でもひときわ背の高い大きな木の近くに来た時に、その歌声が聞こえてきたのだ。

テキスト by 流々透雫

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