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絵師集団ciliegioによるオリジナル作品オフィシャルブログです。男同士の恋愛が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

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18.【蒼白の月に啼く獣2-5】

 西門の訪問を迎えてくれたのは、落ち着いた物静かな雰囲気の女性だった。

「初めまして。僕は西門といいます。英の家で…」
と言いかけた西門に
「ひょっとして湊さんですか?」
とその女性が優しげに微笑み、尋ねた。

「あ、はい。そうです。西門湊です。」
と自己紹介する前に、名前を呼ばれ、慌てて西門が頭を下げる。

「初めまして。彰の母です。
恭ちゃんがね、たまに話してくれるんですよ?湊さんのこと。」

「えっ?恭司郎様が?」

 驚く湊に、彰の母は口元に手をやりながらクスリと笑う。
「そうなの。ほんとに時々ですけどね。
でも、今まではおうちのこととか全く話さない子だったから、私もちょっと驚いて…。
どんな方なのかなと思ってたんですよ。」


西門は言葉に詰まってしまった。
まさか狂司郎が自分のことをこの女性に話していたとは…。
驚くと同時に、嬉しく思った。
狂司郎がなんと話したのかは気になるところだが。

そして彼女が西門に向かっていきなり『湊さん』と呼んだのは
狂司郎がこの家で西門のことを話すとき、『湊』と呼んでいるからだとも教えてくれた。

実は、西門は狂司郎からまだ直接呼びかけられたことがなく、
自分のことを『湊』と呼んでくれていることを今、初めて知ったのだった。

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