Möelva-B×B-

絵師集団ciliegioによるオリジナル作品オフィシャルブログです。男同士の恋愛が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

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狂雪142.荊-木犀は月に馨る- 4-29


「じゃ、ちょっと待ってて。 これ片付けるから」
雪耶はキッチンに空き容器を持って行き、ざっと洗ってシンクに伏せておいた。
人様のキッチンを無断で触るわけにもいかず、申し訳ないがゴミの分別は実里に任せることにする。

「狂さん、プリンまだ残ってるよ。持って帰る?」
ケーキボックスの蓋を閉じながら雪耶が聞く。
「冷蔵庫に入れとけ。 ミノリが食うだろ」
「ん。そだね」
今日、いろいろと話をしてもらったお礼というにはお粗末過ぎるが、実里に食べてもらえれば嬉しい。

冷蔵庫に箱をしまいながら、とあることに気づいた雪耶が慌てて狂司郎を振り返る。
「西門さんは?プリン、西門さんにも持っていった方がよくない?」
立ち上がった狂司郎がポケットに両手を突っ込みながら傍に来る。

「アイツは甘いもん食わねぇ」
「あ、そうなの?西門さん辛党?お酒強いんだ」
「俺には負けるだろうけどな」
「ええっ?狂さんお酒強いの?つか、未成年なのに!」

ツッコミを入れる雪耶の額に、狂司郎のデコピンがヒットする。
「っつ!痛いよ、狂さん」
「るせぇ。帰るぞ」

玄関に向かう狂司郎の背中を、雪耶は額を擦りながら見る。
久しぶりのデコピンは嬉しいけど、やっぱり痛かった。



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荊、残り2話でございます。
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