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絵師集団ciliegioによるオリジナル作品オフィシャルブログです。男同士の恋愛が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

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狂雪140.荊-木犀は月に馨る- 4-27


この部屋に来たときはそれどころではなかったが、落ち着いた今、雪耶は部屋を見回す。
クールな印象のあった実里なので部屋もモノトーン系かと思っていたのだが、実際はナチュラルな雰囲気の部屋だった。

玄関付近においてあるウッドシェルフと同系統の、ライトブラウンの家具で統一されている。
カーテン、ベッドカバー、クッションといったファブリック類はアースカラーで目に優しい。
置いてある家電も、液晶テレビとノートパソコンといった程度なので部屋の雰囲気を壊していない。

ただ、壁にある写真のフレームだけが少し個性を主張している。

白いフレームの中は、積み重ねられたグラスというモノトーンの写真だ。
透明の液体の入った美しいカッティングのグラスが、ピラミッドのように積み重ねられ、その頂点にあるグラスだけが、ひびが入り大きく欠けている。
割れたグラスの中の液体だけが濃い色で、その液体が欠けた部分から流れ出たのであろう、土台にあるグラスの透明な液体に滴り、濁りの軌跡を残している。

ヒエラルキーのトップが欠けたグラスというのも、なんだか意味深だが、グラスに当たる光の演出も印象的だった。
色のないモノトーンの画像だけに、光と影のコントラストが強く表現されている。

雪耶が写真に見入っている間に、狂司郎は2個目のプリンに手を伸ばそうとしていた。

(狂さん、本当にプリンが好きなんだな。 買ってきて良かった!)
狂司郎が美味しそうに食べている姿を見ているだけで、口元が綻んでくる雪耶だった。



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