Möelva-B×B-

絵師集団ciliegioによるオリジナル作品オフィシャルブログです。男同士の恋愛が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

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狂雪137.荊-木犀は月に馨る- 4-24


狂司郎が獣めいた表情で、唾液に濡れた自分の唇をペロリと舐めた。
狂司郎の薄い唇から覗いた赤い舌と白い歯のコントラストが、ひどく淫靡なものに見え、雪耶はゾクっとする。

「これ以上はヤベェだろ…」
「……え?」
いまだ思考が停止したままの雪耶は、狂司郎の言葉の意味が理解できない。
雪耶の唇もまた唾液にてらてらと光り、薄桃色に目元を染めた大きな目は潤んでいる。
視点が定まらないかのような表情で、上気した顔を傾け狂司郎を見つめるだけだ。

「…おまえの顔、エロ過ぎ…」
そう言いながら、後頭部の髪に差し込まれた狂司郎の指先が雪耶の頭皮を揉むようにしながら髪を弄ぶ。
その刺激で雪耶の脳細胞も活動を再開した。

「……エロいの?…俺…?」
目を丸くして問いかける雪耶を見た狂司郎が、喉を鳴らすようにして低く笑った。

「…無自覚でこれだもんな…マジ、ヤバイ…」
「ヤバイって何が?」
「……ここでヤったら、ミノリが怒り狂うだろ」
「やる?……って?……あっ」
狂司郎の言葉の意味を理解した雪耶の顔がさらに赤くなる。
狂司郎はキスより先のことを言っているのだろう。

「……準備もできねぇしな」
「へ?準備って、なに?」
これに関してはまったく理解できず素直に問い返す雪耶に、狂司郎が口角を上げて思わせぶりな笑みを見せた。

「男同士はいろいろとな」

(うわっ!狂さん、なんかすごくやらしい顔!)

『いろいろと』が何なのか気になったが、狂司郎の表情を見ていると、これ以上聞くのはそれこそヤバイ予感がしたので雪耶は口を閉じた。



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