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絵師集団ciliegioによるオリジナル作品オフィシャルブログです。男同士の恋愛が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

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狂雪114.荊-木犀は月に馨る- 4-1


今日から第4章です。これが【荊】後編の最終章となります。
が、やたらと長いです(大汗)
1~3章を第1章にして、4章を第2章にすればよかったのかも、と今更思ってみたり…(苦笑)

でも!後半には狂司郎と雪耶のちょっとだけ糖度高めなシーンもありますので、
それを楽しみに長い章をお付き合いいただければと思います。
実際、るるもそのシーンを書くのを鼻先のニンジンにして執筆しておりましたので。えへへ。

そして、いつも読みに来てくださってる方、拍手を下さった方、ありがとうございます!
とても励みになっております。感謝なのです(人´∀`)

これからも楽しんでいただけますように!

ちょっとドキドキしながら第4章をスタートいたします~。


。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *

荊-木犀は月に馨る- 第4章


実里が語ってくれた狂司郎の様子を思い返しながら、一段一段を踏みしめるようにして雪耶は階段を上がる。
狂司郎に対して話をどう切り出せばいいのか、考えがまとまらないうちに実里の部屋の前に着いてしまった。

膨らむ不安と緊張で乾いてしまった唇を、小さく覗かせた舌で軽く舐め、雪耶はドアのノブに手を伸ばす。
指先に力を籠めてゆっくりとノブを回すと、実里が言ったとおり鍵はかかっておらず、雪耶はホッと小さく息を吐く。
静かにドアを開けた雪耶だが、内部の暗さに気づき怪訝な表情になる。

部屋の中のどこにも灯りがついていないのだ。
実里と話していたのは短い時間だが、11月という季節であるうえに雨も降っているため、既にあたりは夜へと色を落とし始めている。
それなのに、部屋の中にあるのは、雪耶が玄関ドアを開けているために入り込むマンションの通路からの明かりだけだった。

狂司郎は出かけてしまったのか?
雪耶はずっとエントランスにいたから、そこを通っていないのはわかっている。
このマンションに裏口でもあって、そこから出て行ったのだろうか。

狂司郎の名を呼びたい気持ちを抑えて、雪耶は玄関のドアを閉める。
薄暗い玄関で雪耶は「お邪魔します」と、誰にともなく小さな声で断ってから、スニーカーを脱いで部屋に上がった。



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閲覧&拍手ありがとうございます!最終章は、雪耶と狂司郎がきっちりと向き合います。

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