Möelva-B×B-

絵師集団ciliegioによるオリジナル作品オフィシャルブログです。男同士の恋愛が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

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狂雪104.荊-木犀は月に馨る- 3-9


勢い込んでインターフォンの前に立った雪耶だったが、その脳内で先ほどの狂司郎と実里の姿が再生された。

キス直前の二人。
二人はあれからどうしたのだろう?

雪耶という部外者がいなくなり……キスをしたのだろうか。

キスをして……それから?

――狂司郎が実里を抱く――

そこに考えが至った瞬間、雪耶の胸の奥深い部分がツキっと痛んだ。
雪耶は無意識に握り締めた拳を胸に当てる。
それがなんの痛みなのかわからないまま、雪耶は二人のことを考え続けた。

西門は二人は恋人同士ではないと言っていたが、あのシーンを見てしまった今となっては、二人はそういう関係だと認識した方がいいのだろう。
恋人同士なら、あのままベッドに行ってしまうと考えるのが自然か。

(うわぁ、もしかして今、真っ最中だったりするのか?
…じゃあ、マズイよな。今日はやっぱ無理?
でも……。
どこかで時間つぶしてから出直す?…って、どれくらいで終わるんだろ?……)

恋愛には未だ縁のない雪耶には見当がつかない。
というより、終わるのを見計らって、インターフォンを押すというのもどうなのか。
セックスを終えた直後の二人を自分が訪ねていくというのは、あまりに無神経すぎるのではないか。
やはり、今日は帰るしかないのだろうか。

上向きだった雪耶の気持ちがしんなりと萎れ始めた時、背後でドアの開閉の音がして、条件反射のように雪耶は振り返る。



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