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絵師集団ciliegioによるオリジナル作品オフィシャルブログです。男同士の恋愛が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

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狂雪83.荊-木犀は月に馨る- 2-4


門から屋敷のエントランスに向かって、なだらかなアールを描く舗道を、雪耶は西門の後に続いて歩く。

(先週来た時は晴れてたっけ)

そう思いながら見上げる雪耶の目に映るのは、暗い色の雲が立ち込めた鈍色の空だった。

小春との話を終え物理準備室を出た頃から、それまで晴れていた空に灰色の雲が広がり始めた。
そして今はもう、いつ泣き出してもおかしくないような暗色のグラデーションとなり、目に入る全ての景色を陰鬱な色合いに染め替えている。

(あの時の俺って、やたらとハイテンションだったよな。
狂さんにまたデコピンされたっけ)

脳裏に浮かんだ狂司郎と一緒に歩いた映像は、今の雪耶の心には影となって落ちてくる。


――狂さん……――


雪耶の心が、狂司郎を呼ぶ。

狂司郎にいったい何が起きているのだろう。

西門に会えば狂司郎の様子がわかるだろうという期待に勇気付けられてここまで来た雪耶だけに、西門の態度にこれまで以上の不安を煽られていた。



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