Möelva-B×B-

絵師集団ciliegioによるオリジナル作品オフィシャルブログです。男同士の恋愛が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

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My Sweet Hairballs.9

「ノルウェージャンは、基本的に人懐こくて社交的な性格だと伺っていたのですが・・・
個体によって性格の違いはあるというのは承知していたつもりですが、
ライはどうやら気難しい性格のようですね」
と、落胆の色を隠せない様子だ。
 
特に動物好きでなくとも、目の前であからさまに拒絶されるのは
やはり切ないものがある。
傍らにたたずむ湊は、本当にがっかりしているようで、
狂司郎は少しだけ彼が気の毒になった。
 
それならば、社交的で単純な性格のくぬぎで試してみようと、
「くぬぎ!」と呼ぶと、くぬぎはすぐに転がるように駆け寄ってきて、
狂司郎の傍らにきちんとお座りして飼い主を見上げた。

視線で狂司郎に促され、湊は気を取り直したように右手のコームを握り直し、
「では参ります」
とくぬぎの傍らに膝をつき、くぬぎの身体にコームを当てようとした。

しかし。

いつもは犬のように従順なくぬぎが、いかにも嫌そうなそぶりで身体をひねって
湊の手から逃れようとしているではないか。

「狂司郎様。猫にうとい私でもさすがにわかります。くぬぎは明らかに私のことを嫌がっている。
ライばかりか、くぬぎにまで嫌われるとは」
うつむいたまま、悲しそうに呟く湊の後頭部には哀愁が漂っていた。

立ち上がった湊からコームを渡されて、狂司郎は何か慰めの言葉を
かけようと思うものの、語彙が少なすぎて、気の利いた言葉を見つけることが出来なかった。


テキスト by ほっけ未凜


≪8.  10.≫


この作品は『小春、白豹に猫をゆずる』とリンクしています。
≪小春、白豹に猫をゆずる[前編]

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