Möelva-B×B-

絵師集団ciliegioによるオリジナル作品オフィシャルブログです。男同士の恋愛が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

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My Sweet Hairballs.8

「まぁな」
ライをなだめつつブラッシングを続けていると、湊がわざとらしく
こほんとひとつ咳払いをした。
「?」
と湊を見上げると、そこはかとなく視線を漂わせながら、
「あの、狂司郎様・・・私もやってみたいのですが、いいでしょうか」
と、思わぬことを言い出した。

思わず手を止め、黙ったまま自分を見つめる狂司郎に、
「いけませんか」
と湊が苦笑する。

「・・・いや。じゃあ、やってみろよ」
コームを湊に渡し、ライにひとこと「動くなよ」と言って立ち上がると、
入れ替わりに、湊がライの傍らに座り込んだ。

「では失礼します」
律儀に声をかけてから、コームをライの身体に当てようとしたその瞬間、
今まで大人しくしていたライがいきなり
「フーッ!!」
と湊に向けて威嚇したかと思うと脱兎の如く駆けだして、
部屋にしつらえてあるキャットタワーの一番高いところまで避難してしまった。
 
高みから見下ろすライの視線は、明らかに非難の色をたたえ、
耳がぴったりと横に倒れている。
どう見ても怒っているようだ。

「・・・」

ライの豹変ぶりに呆れつつ湊を見やると、湊は愕然とした表情で
コームを片手にキャットタワーを見上げ、ひとこと
「・・・ショックです・・・」
と、ぽつりと呟いた。


テキスト by ほっけ未凜


≪7.  9.≫


この作品は『小春、白豹に猫をゆずる』とリンクしています。
≪小春、白豹に猫をゆずる[前編]

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