Möelva-B×B-

絵師集団ciliegioによるオリジナル作品オフィシャルブログです。男同士の恋愛が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

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My Sweet Hairballs.5

ある日、狂司郎が自室でくつろいでいると、湊が
「狂司郎様、ちょっといいでしょうか」
と入ってきた。
目を向けると、「実は良いものを見つけまして」などと言いながら
何かを袋から取り出した。

「なんでも、このコームを使うと、抜け毛がたいそう良く取れるそうです。
お試しになってみてはいかがでしょうか」

取り出された物体は、ラバー製の立派なグリップの先に
目の細かい櫛が付いた代物だった。

櫛部分はステンレスで出来ているようだ。刃先が普通の櫛よりも鋭く
形状がどことなく鋤を思わせ、見た目はかなりごつい印象である。
持ってみると重みもある。

これまで、人間の使うヘアブラシに似たピンブラシしか使ったことがなかったので、
狂司郎は少し面食らった。
パッケージにある使用方法を読む限り、軽く猫の身体をなでるように
梳くだけでいいらしいが、こんな鋭い刃先を猫のデリケートな身体に当てて
果たして大丈夫なのだろうか。
 
狂司郎は黙って湊を見上げた。
 
そんな狂司郎の様子を見て、彼の疑問を察した湊は、
「出先で偶然ペットショップを見掛けまして。店員に相談して求めて参りました。
かなり評判のよい物のようです」
と、入手の経路を説明した。

湊は猫たちの世話に関しては完全にノータッチなのだが、
最近の狂司郎の行動を見て、彼なりに気に掛けてくれていたようである。
仕事の合間にわざわざ寄ってくれたその好意を無にするのも悪いし、
なにより、どれほどの効果があるのか興味が沸いてきた。

テキスト by ほっけ未凜


≪4.  6.≫

この作品は『小春、白豹に猫をゆずる』とリンクしています。
≪小春、白豹に猫をゆずる[前編]

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拍手ありがとうございます!!
作中のコームは実在します。コレ、とてもいいんですよ~!



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|  ・湊+狂司郎 | 17:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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