Möelva-B×B-

絵師集団ciliegioによるオリジナル作品オフィシャルブログです。男同士の恋愛が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

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PRAY FOR JAPAN ~Kyohshiro&Yukiya~.5

屋上に到着し、まずはおおきく深呼吸をした。

地上は沈んだ空気が重たいけれども、少しだけ
空に近いこの場所に流れる風は、雪耶の中に
溜まっている澱をやさしく払拭してくれるようで
気分が良い。

校庭からは、外で昼休みを過ごしている他の生徒達の
声が切れ切れに聞こえてはくるが、ここは静かだ。

さきほど中庭で見た位置のあたりを見回し、
目当ての人物の姿を見つけた。

進入禁止エリア内のフェンスにもたれ、
うなじでひとつにまとめた長い銀髪を風にそよがせて、
景色を眺めている長身の後ろ姿。
一瞬迷ったが、思い切って
「英先輩、お隣お邪魔しまっす!」
と努めて元気な声をかけて、雪耶は狂司郎の隣に立った。

狂司郎は特に驚いた様子も見せず、突然現れた雪耶を
一瞥すると、軽く片方の眉を上げて、黙ったまま、
また視線をフェンスの外に戻した。

そんな狂司郎の態度に頓着することなく、雪耶は隣に並ぶと、
「先輩、ここにはよく来るんですか?
今はまだちょっと寒いけど、遠くまでよく景色見えるし、
すっげ気持ちいい場所ですね」
と話しかけた。

狂司郎はちらっと雪耶をみやりながらも、
なにも言葉を発しない。


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拍手ありがとうございます。本当に有り難いです。そして
雪耶の勇気に嫉妬・笑
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