Möelva-B×B-

絵師集団ciliegioによるオリジナル作品オフィシャルブログです。男同士の恋愛が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

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黒龍は木犀を甘く喰む1

『…………瀬名さん、迎えに来て』

 電話が繋がってから少しの沈黙の後、聞きなれた声が少し掠れて発せられる。
 その声を耳にして直ぐ、瀬名剛臣(セナタカオミ)は彼に何かあったと察した。

 古くは豪族としてその地を治めてきた九頭竜家は、世の中の道理からどうしてもあぶれてしまう荒くれ者を纏め上げ、香具師の流れを汲む任侠団体として元締め組を担ってきた。

 現在は指定暴力団九頭竜会として存続している。
 時代と共に、九頭竜一族は経営者としての頭角を顕し、今ではまっとうなグループ企業を手広く経営しながらも、昔気質の任侠道を貫く組自体も抱えている。

 190cm近い長身に、幼い頃から習い続けた空手によって鍛え抜かれた肉体と、有名国立大学を現役合格し、専攻していた学部の教授から将来を嘱望された程の頭脳を持つ瀬名は、現在、組本部の若頭として組長である九頭竜鼎の右腕を務める、文武両道に長けた美丈夫である。
 今年で三十二歳になるが、その肉体も美貌も冴えわたる頭脳も少しも衰える影を見せない。

 瀬名は小回りが利くという理由から、普段の移動はバイクを利用している。
 愛車のKAWASAKI ZEPHYR1100RSに跨り、雪耶を迎えに走り出した。



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