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絵師集団ciliegioによるオリジナル作品オフィシャルブログです。男同士の恋愛が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

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狂雪50.荊-月は闇に翳る-5

雪耶はビクリと立ち止まる。

「あ、あの。ごめんなさい。
狂さんの、じゃなくて、狂司郎さんの後輩の久世雪耶です」
慌ててそう言いながら、もう一度雪耶は頭を下げた。

階段の途中にいた狂司郎が足を止め振り返り、
「相手にするな」
と雪耶に声をかけるが、それを遮るように男の声が響く。
「久世?」
「はい。1年の久世です」

「……あぁ。そういえば誰かが言っていたな。どこだかのヤクザの孫が入学したって。
確か久世って名前だったと思うが、君がそうなのか」

男は雪耶の茶色い髪から、ピアスだらけの耳、
明らかに桜華学園正規の制服ではない短ラン、中に着た派手なオレンジのパーカー、
腰履きにしたボトムまで無遠慮な視線で嘗め回す。

「あ…」
友好的とは思えない言葉と視線に、雪耶は思わず言葉に詰まってしまう。

「まったく。桜華学園の品位も地に落ちたな。
こんな育ちの悪いヤクザの孫まで入学させるとは。
桜華OBだと言うのが恥ずかしくなってくる…」

その言葉が終わるか終わらないかというところで、突然、狂司郎が動いた。

「っざけんな、この野郎っ!」

低い怒鳴り声と共に階段を飛び降り素早く男の前に立った狂司郎は、スーツの襟を掴むとそのまま壁に男の背中を力任せにぶつけるように押さえつける。


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