Möelva-B×B-

絵師集団ciliegioによるオリジナル作品オフィシャルブログです。男同士の恋愛が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

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狂雪47.荊-月は闇に翳る-2

「すげぇなぁ!
なに?このお屋敷!ここだけ日本じゃないみたいだ。
狂さんって…お坊ちゃまだったんですね~。
実は王子様とか?…柄が悪すぎるけど」

「…ぁあ?なんか言ったか?」
「あ!いや!すごいなって言っただけ!」

そう誤魔化した雪耶の額に、すばやく狂司郎の手が伸び、ぺシっと軽い一撃が入った。
「ィテッ!」

雪耶のしかめた顔を見て、狂司郎が小さく笑う。
だが、視線を屋敷のエントランス前に停車している車に移した時、狂司郎の表情がわずかに変わり、その顔からは笑みが静かに消える。

門方向にノーズを向けて止まっているシルバーのベンツは、兄・有介の仕事用の車だ。狂司郎たちがエントランスに近づくと、運転席のドアが開き中年の濃紺のスーツ姿の男が降り立った。

全く視線を向けることなく通り過ぎようとする狂司郎に向かい、男は頭を下げる。
「おかえりなさいませ」
男の声にも狂司郎は無反応のまま、浮き彫りが施された重厚な玄関ドアを開ける。

狂司郎の隣を歩いていた雪耶は、慌ててペコッと頭を下げながら狂司郎の後に続いて英邸に足を踏み入れた。


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