Möelva-B×B-

絵師集団ciliegioによるオリジナル作品オフィシャルブログです。男同士の恋愛が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

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狂雪33.Piccola stanza con chiave 7

黙ってきびすを返し、扉に向かって歩き始めた狂司郎に
「ちょっと、志望校どうするのよ!」
焦って声を上げると、狂司郎は振り返って小春を一瞥し
「そんなもん、適当に書いておけ。」
と言い捨て、準備室から出て行ってしまった。

「まったくぅ・・・担任にどう報告すりゃいいのよ・・・」
頭を抱えた小春は、すでに陽が落ちきって真っ暗になった窓の外を見やり、ふたたび盛大にため息をついたのであった。


めっきり冷たくなった風に吹かれた枯れ葉がひらりと舞って地面に落ちた。
その枯れ葉を踏みしめながら、狂司郎は先ほど物理教師から貰った飴をポケットから出して口の中に放り込んだ。
今日は風が強い。すれ違う人々も皆一様に首をすくめて足早に歩いていく。
冷たく吹く風が余計に狂司郎の心中をかき乱すようで、苛立たしい。

狂司郎は誰にともなく
「クソッ」
と呟くと、口内の飴をがりっと噛みしめ、大股で歩き始めた。


【Piccola stanza con chiave】 The END

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