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絵師集団ciliegioによるオリジナル作品オフィシャルブログです。男同士の恋愛が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

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6.Premonition ~The beginning 3

世間話などしながら賑やかな駅前の商店街を抜けてしばらく歩いているうちに、少し落ち着いた雰囲気の閑静な商業エリアに入った。セレクトショップやお洒落なたたずまいのカフェ、ベーカリーやアクセサリーショップなどが点在している。

「ここなんです」
小春の声に視線を向けると、目の前にあるのは、気取らない雰囲気のトラットリアという趣のイタリアンレストランだった。「本日のおすすめ」などと書かれた手書きのメニューボードが店の外にある。
「私、あんまり出歩く方じゃないんで、お店とか詳しくないんですけど、ここはお気に入りでよく食事に来るんです。西門さんのお口にも合うと良いんですけど」
ちょっと不安げに自分を見上げている小春に微笑みかけ、では、と湊はエントランスの扉を引いた。
「お腹が空いたでしょう。さっそくいただきましょうか」

店内はそれほど広くはなく、6席ほどのカウンター席と、テーブル席が10ほどあるだけのこぢんまりとした店だった。外観はカジュアルな雰囲気だったが、テーブルには真っ白なクロスがかかっており、テーブルごとに違う花が飾られている。ダークブラウン、ベージュ、白で統一された内装もシックで趣味がいい。
「素敵な雰囲気のお店ですね」
と言うと、小春はにっこりと嬉しそうに笑った。

店のマダムと思しき中年女性が、小春の姿を認めると
「あら小春ちゃん、いらっしゃい。待ってたわよ」
と明るく声をかけてきた。小春も、こんばんはー、今日も暑かったですね、などと軽い調子で親しげに挨拶を返している。そういえば、彼女のリラックスした表情を見るのは初めてかも知れない。
「いらっしゃいませ。お待ち申し上げておりました」
マダムは西門に向かって丁寧にお辞儀をしたあと、
「こちらにどうぞ」
とふたりを奥の席まで案内してくれた。


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