Möelva-B×B-

絵師集団ciliegioによるオリジナル作品オフィシャルブログです。男同士の恋愛が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

5.Premonition ~The beginning 2

小春は狂司郎が通う高校の教師であると同時に、彼の飼い猫たちの元の飼い主でもあった。事情があって飼えなくなった小春の猫たちを狂司郎が引き取ると言いだし、突然学校まで呼びつけられた時に初めて彼女と会った。春も終わろうとする、汗ばむような日差しの強い日であったことをよく覚えている。

盛夏の頃に偶然出先で再会し、猫たちの様子など話しているうちに狂司郎の事に話題が及び、熱心に狂司郎のことを聞きたがる小春に半ば乗せられるようにして英家の事情まで色々と話し込んでしまった。湊はそのとき、初めて学園の職員が狂司郎のことを気に掛け、心配してくれていることを知った。学園創設以来とまで言われるほどの問題児である狂司郎は鼻つまみ者であるに違いないと思っていたので、学園側が実は狂司郎を良い方向に導きたいと色々と考えている熱意を知ることが出来て心底嬉しかったし、桜華学園が自分が思っていたよりも素晴らしい環境であることを改めて知った。

それとは別に、ひと言たりとも自分の言葉を聞き逃すまいと、じっと大きな瞳で自分を見つめ続ける小春のひたむきな様子や、熱心でありながら慎重にことばを選ぶ語り口、教職に対する熱意を目の当たりにして心動かされたのも事実であった。
別れ際に小春から、「今度食事に誘っていいか」と訊かれたときには、またこの人と会えるかも知れないという期待の反面、社交辞令だろうとも思っていたので、本当に連絡が来た時には少し驚いた。しかし、それ以上にまず率直に嬉しい、と感じ、また、そんな気持ちを持った自分に驚いた。もしかして、思った以上に、藤巻小春という人に対して興味を惹かれているのかも知れない。



テキスト by ほっけ未凜


Copyright (C)   ciliegio2009, All rights reserved.


↓ランキングに参加しています。↓よかったらポチしてください。
 にほんブログ村 小説ブログ BL小説へにほんブログ村

拍手アリガトウ(〃´ω`)(〃ノ_ _)ノ デスッ♪


関連記事
スポンサーサイト

|  ・小春ライン | 21:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://moelvabxb.blog81.fc2.com/tb.php/204-7260e976

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。