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絵師集団ciliegioによるオリジナル作品オフィシャルブログです。男同士の恋愛が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

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59.【蒼白の月に啼く獣6-1】

蒼白の月に啼く獣 第6章

 

「湊、コレ終わったから、もうゲームやっていいか?」

 手に持った問題集を見せながら、狂司郎は仰け反るようにして、背後のソファに座る西門に声をかけた。

 ここは狂司郎の部屋のリビングである。
 大学のレポートをまとめていた手を止め、西門は立ち上がり狂司郎がいる勉強スペースに歩いていく。狂司郎の勉強机は、リビングをパーテーションで間仕切りした一角に本棚などと一緒に設置されている。


「ダメです。全問正解だったら、と言ったでしょう。答え合わせが終わるまで待っててください。」

「なんでだよ。湊が答え合わせしてる間、やっててもいいだろ?」

「もし、間違いがあったらすぐにゲームを中断出来ますか?出来ないでしょう?
答え合わせが済むまで、そこで教科書でも読んでてください。」

「チッ!」

 狂司郎の小さな舌打ちが聞こえたが、そ知らぬ顔で問題集を手に取ると西門はソファに戻った。

 不貞腐れたように椅子の背もたれをギシギシ鳴らしているが、ゲームを始めることなく座っている狂司郎の後姿に、西門はフッと口元を緩め、狂司郎が解いた問題集の答え合わせを始めた。

 

 あの一件の直後は、狂司郎がどうなってしまうのかと不安でたまらなかった西門だが、その不安は現実になることはなく、狂司郎は落ち着いた生活を送っていた。
 公園まで迎えに行った時のやりとりが、心を落ち着かせるきっかけになったのか、あれ以来、狂司郎と西門の関係はいい方向に深まり、今では、こういったやりとりが二人のありふれた日常になっていた。

テキスト by 流々透雫

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|  ・湊+狂司郎 | 17:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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