Möelva-B×B-

絵師集団ciliegioによるオリジナル作品オフィシャルブログです。男同士の恋愛が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

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47.【蒼白の月に啼く獣5-4】

この回にはセクシャルな描写があります。
程度は軽いですが、内容が近親相姦という重いものなので、お嫌な方は飛ばしてください。
飛ばしても、次の回以降で何が行われたかはわかります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 もし、強盗などの侵入者が、狂司郎を納戸に連れ込んでいるのだとしたら、下手に刺激を与えては狂司郎が危ない。
 そう考えた西門は冷静さを取り戻そうと必死だった。 そうして焦る気持ちを押さえながら、薄暗い納戸に用心深く静かに入った西門の耳に、 断続的に続く篭ったようなうめき声と、「はぁはぁ」と荒い呼吸音が聞こえてきた。
 その方向に目を向けた西門は、手前に家具が並んだその向こう側、納戸の一番奥の壁に沿って作りつけられているクローゼット内部のライトが点いていることに気づく。

 その瞬間、
「うぅぅっ!」
と、ひときわ大きな声が響いて、それに弾かれたように西門がそちらに動いた。

 家具の陰から走り出た西門の目に映ったものは、背中を曲げるようにして床に屈みこむスーツ姿の男の背中と、その両脇から男の腕に抱え上げられるようにして1本ずつ伸びる白く細い足…。

 その光景だけで、男が誰で、何が行われているのかを悟った西門の頭の中が瞬間的に熱く滾った。


「何をしてるんですか!」 
 大股で男の背に近づくと酒の匂いが鼻をつき、それもまた西門の怒りを煽り、男の襟を後ろから掴み上げる。首元がしまったせいで苦しげに喉を詰まらせながら顔を上げた男は、やはり有介だった。
 酔いで判断力が鈍っているのか、狂司郎の上から離れようとしない有介を、そのまま力任せに後に引き倒した。
無様に尻餅をついた有介のスラックスの前だけ寛げた股間からは、いまだ猛々しく勃起する雄が覗いている。

 西門は、有介に対する怒りという激情を押さえきれず、有介の襟元を締め上げるとその頬を張り倒した。
それでも握り締めた手を咄嗟に開き、平手に変えるという手加減はしたが、空手有段者の西門の平手打ちはかなりの衝撃だっただろう。

「恭司郎様はあなたの実の弟でしょう!何てことをするんですか!」
出来るものなら、そそり立つ有介の雄を踏み潰してやりたいくらいだった。

 殴られたのがわかっているのかいないのか、憤怒の形相で睨みつけてくる西門を呆然と見上げた有介の視線が動き、 下半身を剥かれたまま放り出されている狂司郎をの姿を捉えると、ゆるゆると瞠目する。
 信じられないものでも見たかのような表情のまま、自分の下半身に視線を落とし、 その状況でやっと自分がしでかしたことを理解したのか、再び狂司郎に視線を戻した。

「き、恭司郎…。」
かすかな声を漏らした有介の口元が、ガクガクと揺れる。
 だが、それ以上何も言わずヨロヨロと立ち上がると、足をもつれさせながらも逃げるようにして納戸から出て行った。

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