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絵師集団ciliegioによるオリジナル作品オフィシャルブログです。男同士の恋愛が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

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40.【蒼白の月に啼く獣4-6】

 西門が部屋に入ると、狂司郎は着替えをしていた。味噌汁がついたままの身体を拭わずに服を着ようとしているので
「恭司郎様、お風呂まだでしょう?身体が味噌汁臭いし、ついでにお風呂に入っちゃいましょう。」
そう言って、狂司郎を浴室に連れて行った。

 狂司郎が服を脱いでいる間に、西門が湯の温度を確認する。この浴室は毎日決まった時間に使用人が掃除をして、湯を張っている。湯の温度を一定に保つ機能をタイマーで設定してあるため、その時間内なら、いつ入っても大丈夫なのである。

「恭司郎様。ちゃんと保温されてますのですぐ入れますよ。」

 西門と入れ替わり狂司郎が浴室に入ると、西門はそっとドアを閉め、部屋に戻った。


 狂司郎が入浴している間、西門は脱ぎ捨てられた洋服を片付けたり、新しい着替えを用意したりしながら、有介のことを思い出していた。


 何があってあそこまで激昂していたのだろか。狂司郎が何か言ったりしたのか。いつも狂司郎に対してあんなことをしているのか。
 次々に浮かんでくる疑問。それにもまして、怪我をさせるかもしれないほどの暴力に対する怒り。
 西門は、以前、一之瀬彰の母から聞いた虐待の話を思い起こす。こういったことが過去にもきっと度々あったのだと思うと、有介への憤りはなお一層増すのだった。

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