Möelva-B×B-

絵師集団ciliegioによるオリジナル作品オフィシャルブログです。男同士の恋愛が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

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狂雪24.ささやかな約束を7.

「桜華の白豹じゃん!久しぶり~!」
臆することなく声をかけてきた女子を、狂司郎がジロリと見上げる。

「アンタ最近明桐女子と遊んでないって?
なになに~?ひょっとしてホモ一直線?」
 とチラリと雪耶に視線を送る。

 雪耶がムッとした顔で見あげるが、彼女はそれを全く気にせず、狂司郎の肩に寄りかかるように顔を寄せて話を続ける。制服のブラウスのボタンを3つほど外してネクタイを緩ませた胸元から、胸の谷間が見えそうだ。

「聞いた話だけどさ、アンタ、一度寝た女は二度と抱かないってあれマジなの?」

「………」
 無言の狂司郎は怖いほど不機嫌な顔つきだ。

「なにスルーしてんのよ。…ねぇねぇ。また私と遊ばない?アンタだったらいつでもOKだよ?」
狂司郎の後ろ髪に指先で触れながら、甘えを含んだ声で誘う。

だが、狂司郎の表情はますます不機嫌さを増し、
「っるせーんだよ……消えろ」
と、吐き捨てる。

 その狂司郎の冷たく低い声と、斬りつけるような鋭い視線に、女子生徒の顔色が変わり、慌てたように寄りかかっていた身体を起こす。

「き、消えろってなに?えらそーに!……バッカみたいっ!」
 唇を震わせながらも果敢に捨て台詞を残し、すぐにその場を離れて行った。


 狂司郎が視線を戻すと、じっと責めるような目線を送ってくる雪耶と、その向こうで、ドリンクを口元に持っていったまま、口を開けて固まっている山本がいた。
 二人の視線がチクチク刺さってくるような気がして、狂司郎は大きなため息をついた。

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