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絵師集団ciliegioによるオリジナル作品オフィシャルブログです。男同士の恋愛が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

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狂雪23.ささやかな約束を6.

 カウンターでオーダーして商品を受け取るよくあるタイプのカフェである。値段も手ごろなので、店内は桜華、明桐の生徒の姿が多い。

 狂司郎はアイスのカフェラテを注文すると、入口から少し離れた席に座る。
 カフェの扉の傍に山本が立ち、携帯で誰かと喋りながらも、雪耶と店内にせわしなく眼を配っているのがやけに目立っていた。

 ふと立ちあがった狂司郎は、カウンターでまだ注文を迷っている雪耶に近づき、低く囁く。
「…デコ。アイツ、目立ちすぎだろ。ドリンク買って座らせろ」
 言われた雪耶が振り返ると、山本が店内で異質な存在感を発しているのを感じた。
「うん。わかった。山本さんの分も買っとくよ」


 狂司郎がカフェラテを半分ほど飲んだころにやっと雪耶がテーブルに来る。山本も雪耶が手渡したコーヒーを手に、隣のテーブルに座る。雪耶と出入り口と店内を見渡せる位置に。

 雪耶が悩んだ末のドリンクの上には、生クリームとココアパウダーとチョコチップがたっぷりである。そのドリンクを前に、雪耶は満面の笑みで嬉しそうだ。
 そんな雪耶の顔を見て、自分の気持ちも柔らかくなるのを感じる狂司郎だった。


 ドアを開けて入ってきた明桐の制服を着た女子の集団の中から、突然、はっちゃけたような声が響き、一人の女子生徒が狂司郎の傍に駆け寄ってきた。

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