Möelva-B×B-

絵師集団ciliegioによるオリジナル作品オフィシャルブログです。男同士の恋愛が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

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狂雪14.近づく距離6.

 弱った部分を必死で隠そうとして、それでも隠しきれずにいるような雪耶の姿。それに刺激を受けたかのように、狂司郎の心にも痛みのような感覚がジリジリと湧いてきていた。


「お前、家族に憎まれるってことがあると思うか?」


 思いもよらない言葉に雪耶が顔を上げて狂司郎を見る。

 だが、自分でも止めることが出来ず狂司郎は言葉を続ける。


「家族から自分の存在そのものを否定されることがあると思うか?」


 雪耶は返事をすることが出来ない。家族から愛されている雪耶には思いもしなかった質問だろう。


―――俺は何が言いたかったんだか。
 自分自身、何故そんな質問を雪耶に投げかけたのかわからず、気持ちを落ち着かせるかのように息を吐く。



「……なんでもない。……今のは忘れろ」


 自分が家族から孤立していると、雪耶に知って欲しかったんだろうか?それとも、悩みを抱えているのは雪耶だけじゃないと、励ますつもりでもあったんだろうか?いずれにしろ、そんなことを思う自分が情けなくなり、自嘲するように口元をゆがめた狂司郎。


 その狂司郎の横顔を雪耶はじっと見つめていた。

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狂司郎の家庭環境に関するお話は、【蒼白の月に啼く獣】になります♪
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