Möelva-B×B-

絵師集団ciliegioによるオリジナル作品オフィシャルブログです。男同士の恋愛が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

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◆ Piccola stanza segreta ~小部屋の秘密~6 ◆

「悪戯心から調べた自分の身の上が、実は人工授精で生まれてきたってことが解っちゃったの?」
「…そう。間抜けな話だよね…それにショックを受けちゃってさ。自分が生まれてきた理由がホントは…」
「本当は、仕組まれたものなんじゃないか…って?」
「…ファミリーに必要なデザインベイビーだとしたら…って」
「……うーん」
「でも、ファミリーのみんなから受けてる愛情は本物だと思うけど」
「生まれてきた理由が何にせよ、愛されているならいいじゃないかとかって、慰めた?」

 見てきたかのような小春先生の台詞に、雪耶はまたもや苦笑する。

「……うん。でも納得はしてない」
「そりゃそうよね」

 物理が専門の小春先生に、人工授精について聞いている自分はどうなのかとも思うが、女性として「生」に対する感覚は男性である生物の教師よりも鋭いんじゃないかと思ったのも事実だ。
 何か切欠をくれる要素を期待している雪耶に、小春先生は感づいているのだろうか?

「生まれてきた形が何にせよ…」
「…うん」
「その彼がどう生きていくかは、彼自身が決めることでしょ?」
「…うん」

 小春先生は持っていたカップを机の上に置いて、雪耶のほうに向き直る。

テキスト by 辰城百夏

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