Möelva-B×B-

絵師集団ciliegioによるオリジナル作品オフィシャルブログです。男同士の恋愛が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

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◆ Piccola stanza segreta ~小部屋の秘密~5 ◆

「人工授精って…どう思う?」
「はぁ!?」

 どう切り出すか散々悩んだ挙句、突然の質問の内容が直接過ぎて小春先生が焦るのも当然か…と、思い直して雪耶はクスクスと笑い出した。
 その笑いに小春先生が訝しげに自分を見ているのに気が付いて、雪耶は自分に淹れてくれたカップを取り上げると、質問の内容を詳しく説明し始める。

「実はさ、俺には外国に住んでる幼馴染が居るんだけどさ…」
「…ん?」
「そいつ、俺より二つ年上なだけなんだけど、結構な人的ネットワークを持っててさ。悪戯心から自分の誕生の秘密を調べたんだ」
「ふぅん。何か堅気な感じじゃなさげな話ね」
「うん。そいつん家、イタリアのマフィアだから」
「…君が言うと冗談に聞えない話よね」
「興味、湧くでしょ?」

 雪耶が悪戯気に笑って小春先生を見ると、小春先生もウンウンと面白げに笑い返す。
 その軽さ加減が雪耶には嬉しい。
 自分に圧し掛かる血筋や家柄に、もしかしたら本当は嫌悪感を持っているのかもしれないが、それを自分に見せずに居てくれる大人の優しさが身に沁みて嬉しいと思える時も、自分には必要なのだということを雪耶は解っている。

テキスト by 辰城百夏

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このお話は【雪の螺旋】とリンクしています。
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