Möelva-B×B-

絵師集団ciliegioによるオリジナル作品オフィシャルブログです。男同士の恋愛が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

2010年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2010年08月

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狂雪29.Piccola stanza con chiave 3

「あいつ、アンタのところに良く来るのか?」
狂司郎から問われ、小春は視線を斜め上に走らせた。
「うーん、たまにおしゃべりに来るくらいかな。あとは、この部屋にあるお菓子が目当てなんじゃないの?」
「菓子?」
問い返す狂司郎ににやりと笑いかけ、
「たくさんあるわよ、この部屋のどこかに。あなたも探してみる?ちょっとしたゲームよ、ゲーム。」
とうそぶいてやった。
案の定、狂司郎は
「バカくせぇ。」
とそっぽをむいてしまったので、小春は笑いをこらえつつ、「あなたも食べる?」と言いながら、机の引き出しからキャンディボックスを取り出し、彼に差し出した。
無視されるかと思ったが、意外にも、狂司郎は缶のなかからキャンディをひとつ取り出してポケットにしまった。そんな狂司郎の態度が少し嬉しくて、小春は自分もチョコレートをつまんで口の中に放り込んだ。

「久世くんとは親しいの?」
他の生徒とは全然なじまない狂司郎が、よりによって学年が違う雪耶の話題を出したことを意外に思って、何の気無しに狂司郎に問うと、
「そんなんじゃねぇよ。」
と不機嫌そうな返事が返ってきた。返事があるってことは、そこそこ交流はあるってことか。
「久世くんなんだけど・・・最近、様子が変わったこと、ないかしら。」


テキスト by 北未凜


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このお話は、雪耶ラインの『Piccola stanza segreta ~小部屋の秘密~』
とリンクしています。
≪Piccola stanza segreta ~小部屋の秘密~1へ



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