Möelva-B×B-

絵師集団ciliegioによるオリジナル作品オフィシャルブログです。男同士の恋愛が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

東京都青少年健全育成条例改正問題について

Moelva-B×B-へお越しの皆様こんにちは!ほっけ未凜です。
いつも当サイトまでお運びいただきありがとうございます。

現在、狂司郎×雪耶ルートの新作
「荊―月は闇に翳る―」
を連載中ですが、ここに無粋な記事を挟むこと
お許しください。

さて、ここ数日で俄然話題になってきた、
東京都青少年健全育成条例改正問題について、
皆さんご存じでしょうか。
今年6月の都議会で否決された、「非現実青少年」条例
(もしご存じない方がおいででしたらこちらをご覧下さい)
これの改正案が、12月の都議会にふたたび提出されるというのです。

改訂の内容ですが、一見すると規制が緩和されているように
感じられますが、規制内容の大幅な変更に
驚きを禁じ得ませんでした。

前回は、子どもを性犯罪から守るという名目のもと、
18歳未満に見えるキャラクタの性的行為を制限する、という
ものでしたが、今回、注目すべき点は以下の4点です。

1.「非現実青少年」という曖昧な定義がなくなったことで、
キャラクタの年齢に対する制限がなくなりました。
つまり、成人キャラクタであっても、
条例案に合致するシチュエーションで
あれば、規制の対象となります。

2.「漫画、アニメーションその他の画像(実写を除く。)」
という一文が追加されました。
実写を除く?実写におけるポルノグラフィは容認して、マンガや
アニメやゲームの表現を狙い撃ちで規制しようという魂胆のようです。

3.表現内容に関する記述がかなり具体的になっています。
「強姦等の著しく社会規範に反する性交又は性交類似行為を、
著しく不当に賛美し又は誇張するように、描写し又は表現すること」
強姦という犯罪行為の言葉にごまかされてしまいますが、
この一文の示唆するところは、同性愛間の性行為に
係る表現も規制の対象とします、ということです。
また、
「刑罰法規に触れる性交若しくは性交類似行為
又は婚姻を禁止されている近親者間における性交
若しくは性交類似行為」
という一文もぬかりなく付け加えられております。

続けて、3のような表現が見られる図書類
(これには挿絵がある小説なども含まれます。
みなさんご存じのように、BL小説には挿絵は
不可欠ですよね)は、
「青少年の健全な性に対する認識を著しく妨げるものとする」
とした上で、その判断基準は

4.東京都規制で定める基準に該当し、青少年の健全な
成長を阻害するおそれがあると認められるもの
とあります。
その「基準」って、一体誰がどのように決めるのでしょうか?
また、何度も
「著しく不当に賛美し又は誇張する」
という文章が出てきますが、このあたりの基準も
また不透明極まりなく、多分に恣意性が
高いものであることは想像に難くありません。

他にも、インターネットや携帯電話利用に係る
フィルタリング機能の導入をほぼ義務づけるような条文もあり、
これらの内容は表現の自由ばかりか、各家庭における
教育指針に対する著しい干渉ではないかと思います。

また、この条例に反する図書類を取り扱う
出版社や、書店をはじめとする販売店に向けた
こまごまとした規定もあり、つまり、
出版社はエロいマンガや本や雑誌を作るな、
販売側もそのような媒体を取り扱うことはまかりならん、
と言ってるわけで、創作ばかりか、流通にも
大きな規制を設けようとしています。
同人やネット上での表現も、もちろん例外ではありません。

これらの条例案は、東京都が定める青少年育成条例の
一部改正、ってことなんですが、この条例、
児童ポルノなどをはじめとする、性犯罪から
子どもを守るための条例なはずなんだけど
この内容は、すでに子どもを守るという大義名分から
離れてしまっているように感じませんか?
未凜個人の意見ですが、大義名分を笠に着て、
事実上、マンガやアニメなどのオタクコンテンツ、
特に今回はBLを狙い撃ちした改正案としか
感じられないのですがいかがでしょうか。
挿絵のない小説や純文学ならどんな反社会的な
内容でもいいのでしょうか。
実写はOKなのは何故?
石原東京都知事の出自をご存じなら、
おのずと答えは見えてきますよね。

「これは東京都の条例だから、
地方在住の自分には関係ない」と
お考えの方もおいでかと思います。
でも、ちょっと待ってください。
主な出版社は東京に集中しており、
もし、この条例が可決されると
事実上、BL関係の書籍やコミック、
雑誌などは発刊が不可能となります。
つまり、この条例ひとつですべての息の根を
止めることが可能なのです。

ネット上では、この改正案に対する様々な
意見が飛び交っていますが、
私が個人的に強く感じたことは、石原東京都知事が
単にホモ嫌いだからBLを目の敵にしてる、とかそういう点ではなくて
(その側面も大いにあるでしょうが)これをとっかかりとして、
書の検閲、表現の自由への足かせ、情報統制への足がかり、
そのような、あってはならないことを
実現させようとしているのではないかという
恐怖と強い拒否感、そして怒りです。
もちろん、BLを愛するひとりとして、
この条例内容に是を唱えるわけには
とうていいきませんが、その向こうにあるもの、
それを思うと強い畏怖を禁じ得ません。

ここまでお読みくださった皆様、もし、
この条例改正案に断固反対!と思ったならば、
今からでも出来ることはあります。
この問題を、是非あなたがお持ちのブログやサイトで
話題にしていただければ。また、Twitterを
利用されている方がいらしたら、どんどんこのことを
ツイートして広めていただきたいと思います。

そして、泣き寝入りするのではなく、是非、
声をあげていただけたら、と思います。
具体的には、この条例に反対の姿勢を見せている
都議会議員の方に
「私は今回の改定案に反対です」
ってことをお知らせすればいいのです。
その議員さんが、あなたの声を、議会に届けてくださいます。
メールより手紙、手紙より電話がいいそうだけど、
電話って勇気要りますよね・汗
なので、未凜も今回は手紙を送ろうかと考えております。
なお、FAXは、先方様に経費的負担がかかるので、
絶対に止めてくださいとのこと。
また、脅しのような表現(今度から票を入れないぞ、とか)も
NGです。社会的常識からしても当然のことですね。
攻撃的な反対意見はむしろ逆効果です。
冷静、かつ論理的なご意見をお願いいたします。
なお、自民・公明両党は、今回の改正案に賛成の
姿勢とのことです。

もしお時間あったら、是非、以下のサイトも
参考までにご覧になってみてください。


3分でわかる、都条例の改正案(漫画規制)の3月→11月の比較資料

ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!
[BL雑記]“被害者ヅラ”はやめましょう。このままでは必ず負けます
―「マンガ規制都条例」問題


反対意見の送り先


長い記事でしたが、最後までお読みいただき
ありがとうございました。
文中、未凜の個人的な意見も多少入っておりますが、
Moelva-B×B-に記事を上げた以上、この内容は
ciliegioメンバーの総意であるとご認識くださいませ。
ひとりでも多くの方のご協力、お願いいたします。


文責 ほっけ未凜
スポンサーサイト

| 東京都青少年健全育成条例関連 | 08:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。