Möelva-B×B-

絵師集団ciliegioによるオリジナル作品オフィシャルブログです。男同士の恋愛が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

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あとがきです

皆様こんにちは。

「My Sweet Hairballs」を担当いたしましたほっけ未凜です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

これまで公開されてきた狂司郎の様子とはひとあじ違った
味わいの作品だったかと思いますが、いかがでしたでしょうか。
彼は重くて辛い過去を背負った人物ですが、日常生活の中で
ふとした瞬間に見せるなにげない素顔、というものを
皆様にお届けしてみるのもまた一興かと、流々透雫とも
相談して書いてみました!

そもそもこのSSのネタを提供してくれたのは流々なのです。
で、実際に猫を飼っている私が、猫飼いのリアルも含めて
コメディテイストで書いてみたというわけでして。
今までの狂司郎や湊のイメージとはちょっと違う雰囲気に
仕上がったので、ファンの皆様のお気に召したか若干不安なのですが
もし、お楽しみいただけたなら、未凜、これ以上の幸せはありません(*´∇`*)

筆者個人としても、猫萌え描写をたくさん入れられて
大変楽しく書けた作品でした。
それにしても、ライとくぬぎが本気で羨ましい私です。
あの気難しい狂司郎にあんなに可愛がってもらえて
いいなぁいいなぁ。私もねこになりたい。

ではでは、またお目にかかれる機会を楽しみにしております。
今後ともMoelva-B×B-をよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました!

ほっけ未凜 拝



≪10.

この作品は『小春、白豹に猫をゆずる』とリンクしています。

≪小春、白豹に猫をゆずる[前編]

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|  ・湊+狂司郎 | 20:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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My Sweet Hairballs.10

それにしても、なぜ湊は、突然猫の世話などに興味を持ったのだろう。
「なんで急に・・・?」
湊に問うと、「いえ、あまりにも楽しそうだったので・・・」などと、
いつになく歯切れの悪い返答があった。

なんとなく釈然としないまま湊に視線を向けると、仕事から帰って来たままのスーツ姿に
ばっちりとライの毛が張りついている。
そういえば、ライの抜け毛が放置されたままだった。

「湊、服」
と指摘すると、
「あっ!」と、一声上げたあと、慌てたように
「では狂司郎様、私はこれで失礼いたします。猫たちに失礼を詫びておいてください」
などと意味不明なことを口走った後、湊は部屋を出て行った。

「詫び、ったってなぁ」
と、足元にいるくぬぎに話しかけても、首を傾げて黙って狂司郎を見上げるばかりである。
キャットタワーの上のライは、ようやく嫌な客が帰ったとばかりに大あくびをして、
そのまま昼寝を始めた。

「おまえら、いいモンもらったな」
手の中のコームを見下ろし、狂司郎は嬉しそうに小さく笑った。

その笑顔は、決して他の人間がいるところでは見られない
柔らかく、優しい表情であった。

彼のそんな表情を見る事が出来るのは、彼の飼い猫たちだけなのである。


【My Sweet Hairballs.】 THE END

テキスト by ほっけ未凜


≪9.  あとがき≫


この作品は『小春、白豹に猫をゆずる』とリンクしています。
≪小春、白豹に猫をゆずる[前編]

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|  ・湊+狂司郎 | 17:58 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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My Sweet Hairballs.9

「ノルウェージャンは、基本的に人懐こくて社交的な性格だと伺っていたのですが・・・
個体によって性格の違いはあるというのは承知していたつもりですが、
ライはどうやら気難しい性格のようですね」
と、落胆の色を隠せない様子だ。
 
特に動物好きでなくとも、目の前であからさまに拒絶されるのは
やはり切ないものがある。
傍らにたたずむ湊は、本当にがっかりしているようで、
狂司郎は少しだけ彼が気の毒になった。
 
それならば、社交的で単純な性格のくぬぎで試してみようと、
「くぬぎ!」と呼ぶと、くぬぎはすぐに転がるように駆け寄ってきて、
狂司郎の傍らにきちんとお座りして飼い主を見上げた。

視線で狂司郎に促され、湊は気を取り直したように右手のコームを握り直し、
「では参ります」
とくぬぎの傍らに膝をつき、くぬぎの身体にコームを当てようとした。

しかし。

いつもは犬のように従順なくぬぎが、いかにも嫌そうなそぶりで身体をひねって
湊の手から逃れようとしているではないか。

「狂司郎様。猫にうとい私でもさすがにわかります。くぬぎは明らかに私のことを嫌がっている。
ライばかりか、くぬぎにまで嫌われるとは」
うつむいたまま、悲しそうに呟く湊の後頭部には哀愁が漂っていた。

立ち上がった湊からコームを渡されて、狂司郎は何か慰めの言葉を
かけようと思うものの、語彙が少なすぎて、気の利いた言葉を見つけることが出来なかった。


テキスト by ほっけ未凜


≪8.  10.≫


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次回最終話!

|  ・湊+狂司郎 | 17:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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My Sweet Hairballs.8

「まぁな」
ライをなだめつつブラッシングを続けていると、湊がわざとらしく
こほんとひとつ咳払いをした。
「?」
と湊を見上げると、そこはかとなく視線を漂わせながら、
「あの、狂司郎様・・・私もやってみたいのですが、いいでしょうか」
と、思わぬことを言い出した。

思わず手を止め、黙ったまま自分を見つめる狂司郎に、
「いけませんか」
と湊が苦笑する。

「・・・いや。じゃあ、やってみろよ」
コームを湊に渡し、ライにひとこと「動くなよ」と言って立ち上がると、
入れ替わりに、湊がライの傍らに座り込んだ。

「では失礼します」
律儀に声をかけてから、コームをライの身体に当てようとしたその瞬間、
今まで大人しくしていたライがいきなり
「フーッ!!」
と湊に向けて威嚇したかと思うと脱兎の如く駆けだして、
部屋にしつらえてあるキャットタワーの一番高いところまで避難してしまった。
 
高みから見下ろすライの視線は、明らかに非難の色をたたえ、
耳がぴったりと横に倒れている。
どう見ても怒っているようだ。

「・・・」

ライの豹変ぶりに呆れつつ湊を見やると、湊は愕然とした表情で
コームを片手にキャットタワーを見上げ、ひとこと
「・・・ショックです・・・」
と、ぽつりと呟いた。


テキスト by ほっけ未凜


≪7.  9.≫


この作品は『小春、白豹に猫をゆずる』とリンクしています。
≪小春、白豹に猫をゆずる[前編]

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・・・湊よ・・・

|  ・湊+狂司郎 | 22:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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My Sweet Hairballs.7

短毛のくぬぎにさえこれだけの成果を発揮するのだから、
ライに至ってはどれだけの効果があるだろうと、狂司郎の胸は高鳴った。

だが問題があった。ライはくぬぎと違い、新しいものに対して
警戒心がとても強い。しかも、ブラッシングがそれほど好きではないのだ。
きっと最初は嫌がるだろう。

しかし、これだけ抜け毛が取れれば、ライも苦しい思いをする回数も減るし、
涼しくなるだろうし、くぬぎの様子を見る限り、絶対に気持ちいいはずだ。
これもライのためなのである。

と、一秒ほどの間に結論を出した狂司郎は、ソファの上で寝そべっているライに近づき、
「大人しくしてろよ」
とそっと声をかけ、コームを一応ライに見せてから、慎重にライの身体を梳き始めた。
 
ライは予想通り、眉間に皺を寄せてあまり乗り気でないようだが、
それでも大人しく、されるがままになっている。
くぬぎよりもずっと毛足が長くて毛量も多いライのことだ。
梳いても梳いても際限なく取れるむだ毛に、狂司郎のほうが、つい熱中してしまった。

「威力絶大ですね、そのコームは」
と、頭上から声が降ってきた。
そういえば、湊がこれを買ってきてくれたのだった。存在をすっかり忘れていた。
「マジすげぇな」
思わずつぶやき、まじまじとコームを見ている狂司郎の様子に眼を細め、
「お気に召されたようで良かったです。猫たちにもおおむね好評なようですね」
と、湊も満足げだ。



テキスト by ほっけ未凜


≪6.  8.≫

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|  ・湊+狂司郎 | 22:23 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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